「年末年始の暴飲暴食をリセット!内臓を整えるヨガポーズ」|ヨガ教室NOA
-はじめに
皆さんこんにちは。年末年始はいかがお過ごしでしょうか。
今回は年末年始で乱れがちな食生活への対処法をヨガと絡めてご紹介していきます。
◼︎内臓を整えるヨガのポイント
(1)腹式呼吸の重要性
腹式呼吸は、体と心の健康に多くの利益をもたらす重要な呼吸法です。・副交感神経の活性化によるリラックス
腹式呼吸は、深くゆっくりとした呼吸を促進し、身体をリラックスさせるため、副交感神経が優位になります。副交感神経は「休息と消化」を司る神経系であり、ストレス軽減や心身のリセットに欠かせません。深い呼吸を行うことで、心拍数が下がり、血圧が安定し、リラックス効果が高まります。
・血流・リンパの流れの改善と内臓機能の活性化
腹式呼吸によって、横隔膜が上下に動くことで腹部が膨らんだり縮んだりします。この動きが腹部の血流を促進し、リンパの流れも改善されます。これにより、老廃物の排出がスムーズになり、免疫機能が向上します。さらに、内臓が適切に動き、消化や代謝機能が活性化されるため、健康をサポートし、便秘解消にも効果があります。
このように、腹式呼吸は心身のリラックスや健康維持に非常に効果的な方法であり、日常生活に取り入れることで、ストレス管理や体調改善に大いに役立つと言えます。
(2)ポーズと呼吸を組み合わせるメリット
ヨガのポーズと呼吸を組み合わせることには、心身にさまざまなメリットがあります。特に、体の内側を活性化し、健康を促進する効果が期待できます。・デトックス効果の向上:お腹周りや背骨をねじる動作
ヨガでは、お腹周りや背骨をねじるポーズが多くあります。このねじりの動作により、内臓が圧迫され、血流が一時的に停滞した後、リリースされることで、老廃物や毒素が排出されやすくなります。特に、腸や肝臓が刺激され、体内のデトックス機能が高まります。さらに、呼吸を意識的に行うことで、酸素が深く体内に行き渡り、より効果的に体の浄化を促進します。
・内臓周辺の血行促進
ヨガのポーズは、体の各部位をストレッチしたり圧迫したりすることで、血流を改善します。特に、ねじる動作や開くポーズは、内臓周辺の血行を促進し、代謝を活発にします。これにより、消化や栄養吸収が効率的になり、体のエネルギーが高まります。また、呼吸を深く行うことで、酸素が効率的に体内に取り込まれ、血行がさらに改善されます。
このように、ヨガのポーズと呼吸を組み合わせることで、デトックス効果や内臓の健康促進が進み、心身全体のバランスを整えることができます。
◼︎内臓をリセットするヨガポーズ3選
(1)ねじった椅子のポーズ(パリヴリッタ・ウトカタアーサナ)「ねじった椅子のポーズ(パリヴリッタ・ウトカタアーサナ)」は、体全体を活性化させる効果的なヨガのポーズで、特に下半身の安定を保ちながら、上半身のねじりを深めることが重要です。
【やり方】
①足を肩幅に広げ、立った状態から始めます。膝を軽く曲げ、お尻を後ろに引いて椅子に座るように腰を落とします。この状態が「ウトカタアーサナ(椅子のポーズ)」です。
②両手を胸の前で合掌し、息を吸いながら背筋を伸ばします。次に、息を吐きながら上半身を右または左にねじります。肘を膝に引っ掛けて、胸を開くようにして背骨を深くねじります。目線は、ねじった方向に向けて視線を定めます。
③ねじりのポーズを深めたら、背筋を伸ばしたまま、呼吸を止めずにポーズをキープします。呼吸を意識的に続けることで、ねじりをさらに深めることができます。
④呼吸を深く保ちながら、数秒から数十秒の間ポーズをキープし、最後にゆっくりと元の位置に戻ります。反対側も同様に行います。
【メリット】
・下半身の安定と背骨・ウエストラインのねじり
このポーズは下半身を安定させることで、上半身のねじりが効果的に行われます。お尻を後ろに引き、膝を深く曲げることで、下半身がしっかり固定され、上半身のねじりが強調されます。これにより、背骨の柔軟性が高まり、ウエスト周りの筋肉が刺激されます。ウエストラインの引き締め効果が期待でき、姿勢の改善にもつながります。
・お腹周りの絞り込みと血行促進
腹部のねじりにより、内臓が圧迫され、血流が一時的に停滞した後に解放されることで、消化機能が促進されます。このねじりによって、内臓の血行が良くなり、腸の動きが活性化するため、デトックス効果が高まります。また、ウエスト周りの筋肉が刺激され、腹筋の引き締めやお腹周りの絞り込みにも効果があります。
【ポイント】
呼吸を止めずに行うことがポイントです。深い呼吸を続けることで、リラックスしながらポーズをキープでき、ツイストを深めることができます。また、背筋を伸ばし続けることによって、背骨の柔軟性が向上し、首や肩周りの緊張も解消されます。呼吸とポーズの調和が取れていると、身体全体のエネルギーが流れやすくなり、心身のバランスが整います。
(2)シーテッドツイスト(半分の魚の王のポーズ)
シーテッドツイスト(半分の魚の王のポーズ)は、座った状態で行うねじりのポーズで、内臓を刺激し、体全体の柔軟性を高める効果が期待できるヨガの基本的なポーズのひとつです。このポーズは、特に消化機能を改善したり、背中や腰の柔軟性を向上させたりするのに役立ちます。
【やり方】
①床に座り、足をまっすぐ前に伸ばします。手のひらを床につけて、背筋を伸ばします。
②右膝を曲げて、右足を左膝の外側に置きます。左足はまっすぐに保ち、右足を上に重ねた状態にします。左足のかかとを右のお尻に近づけて座ります。
③息を吸いながら背筋を伸ばし、肩をリラックスさせます。その後、息を吐きながら上半身を右方向にねじります。右手を床に置き、左肘を右膝の外側に引っ掛けて、背骨をしっかりとねじります。胸を開き、肩を力まずにリラックスさせることが大切です。目線は後ろに向けることで、ねじりを深めます。
④呼吸を深く保ちながら、ポーズを数呼吸(10~20秒)キープします。深い呼吸を続けることで、ねじりの効果が高まります。
⑤ゆっくりと体を元の位置に戻し、反対側も同じように行います。
【メリット】
・内臓の刺激と消化機能の向上
このポーズは、体をねじることで腹部を圧迫し、その後解放する動きが繰り返されます。この圧迫と解放により、腸や胃が刺激され、消化機能が促進されます。特に食後に行うと、消化を助ける効果があります。また、内臓周りの血流が改善され、体内の老廃物の排出を助けるデトックス効果も期待できます。
・背骨と腰の柔軟性向上
シーテッドツイストは、背骨の柔軟性を高めるポーズです。ねじる動きは、脊椎を活性化させ、背中の筋肉をほぐすため、長時間座っていることで固まった背中や腰の緊張を解消する効果があります。腰の筋肉や脊柱起立筋も鍛えられ、姿勢改善にもつながります。
・肩のリラックスと姿勢改善
シーテッドツイストでは、肩をリラックスさせることがポイントです。肩に力が入りやすいですが、肩の力を抜いて自然に呼吸を続けることが、ねじりの効果を最大化します。また、背筋を伸ばして行うことで、胸を開き、姿勢を改善することができます。
・精神的なリラックス
このポーズは、体の柔軟性を高めるだけでなく、心のリラックスにも効果的です。深い呼吸を意識し、肩の力を抜いてリラックスすることで、心が落ち着き、ストレスが軽減されます。
【ポイント】
・腰や背中を丸めない:ねじりを行う際に、背中を丸めずに背筋をしっかりと伸ばして行うことが重要です。これにより、効果的に背骨をねじり、腰への負担を軽減できます。
・肩の力を抜く:肩に力が入ると、ねじりの効果が薄れてしまうため、肩はリラックスさせ、自然な呼吸を続けることが大切です。
(3)ブリッジポーズ(セツバンダ・サルヴァンガアーサナ)
ブリッジポーズ(セツバンダ・サルヴァンガアーサナ)は、背面全体を伸ばし、胸を開くことで、呼吸を深める効果があり、さらに内臓の健康をサポートするポーズです。特に、胃腸への血行を改善し、内臓下垂を予防する働きがあります。
【やり方】
①床に仰向けに寝転がり、膝を曲げて足を腰幅に開きます。足の裏は床にしっかりとつけ、手のひらは床に向けて体の横に置きます。膝と足首が同じ高さにあることを確認します。
②息を吸いながら、ゆっくりとお尻を持ち上げます。お尻を上げるとき、足裏でしっかりと床を押すようにして、腰を持ち上げていきます。お尻を高く上げることで、背中の下部(仙骨)から上部(肩甲骨)までの背面が広がります。
③お尻が上がったら、胸を天井に向かって広げ、肩甲骨を寄せるようにして胸を開きます。両膝が開かないように注意し、内ももを引き締めると安定感が増します。
④ポーズを保持し、深くゆっくりと呼吸を続けます。手のひらを床につけたままであれば、腰を支えやすくなります。さらに、必要であれば、手を背中の下で組んでさらに胸を開くことができます。
⑤胸を開いた状態を保ちながら、息を吐きながらお尻をゆっくりと床に戻します。背中をひとつひとつの背骨を床に戻すようにして、最終的に完全に仰向けの姿勢に戻ります。
【メリット】
・背面全体のストレッチと胸の開放
ブリッジポーズは背面全体、特に腰、背中、肩を伸ばす効果があります。お尻を持ち上げることで、脊椎が自然に弯曲し、胸が開かれます。これにより、肩甲骨周りや胸の筋肉が伸び、姿勢改善にも役立ちます。胸を開くことで、呼吸が深まり、酸素が体全体に行き渡るようになります。
・内臓下垂の予防と胃腸への血行促進
お尻を上げることで、腹部が圧迫され、内臓が軽く引き上げられるため、内臓下垂の予防に役立ちます。特に胃や腸、肝臓などの内臓周辺の血行が良くなり、消化機能が促進されます。これにより、消化不良の予防や腸内環境の改善が期待できます。
・体幹と下半身の強化
ブリッジポーズでは、腹筋や大腿筋(特に内腿)を使ってお尻を持ち上げるため、体幹や下半身の筋肉も強化されます。特に、太ももやお尻の筋肉を引き締めることができ、ヒップアップや筋力向上にも効果的です。
・リラックス効果とストレス軽減
このポーズは、胸を開くことによってリラックス効果も得られます。胸やお腹が広がり、呼吸が深くなることで、リラックスしやすく、ストレスの軽減にもつながります。
【ポイント】
・顎を引く:首に負担をかけないために、顎を軽く引いて首を長く保ちます。これにより、首の後ろ側が圧迫されず、自然な呼吸が可能になります。
・肩の位置に注意:肩が耳に近づかないようにし、肩をリラックスさせて胸を広げることに集中します。肩の力を抜くことで、首や背中の筋肉がリラックスし、ポーズの効果が高まります。
・足裏でしっかり床を押す:足裏全体で床を押すことで、腰の上げ具合やお尻の位置を安定させ、効果的に背面を伸ばすことができます。
◼︎食事・生活習慣との組み合わせ方
(1)ヨガ後の食事で意識したいこと
ヨガ後の食事は、体をリフレッシュし、トレーニングの効果を最大化するために非常に重要です。ヨガで体をしっかりと動かした後は、消化や回復をサポートする食事を意識することが大切です。 1. 消化にやさしい食材を選ぶ
ヨガ後の体はリラックスしているため、消化器官も活発に働いています。そのため、消化に負担をかけない食材を選ぶことが重要です。
・野菜:特に葉物野菜や根菜は消化が良く、体に優しい栄養を提供します。蒸したり、軽く炒めたものを摂取すると、消化を助けるだけでなく、体内の浄化作用を高めます。例えば、ほうれん草やキャベツ、カボチャ、ニンジンなどが適しています。
・フルーツ:フルーツは水分とビタミン、ミネラルが豊富で、消化を助けます。特に、消化酵素が豊富なパパイヤやパイナップル、リンゴ、バナナはヨガ後におすすめです。ただし、食べ過ぎないように量を調整することが大切です。
・発酵食品:発酵食品(ヨーグルト、味噌、納豆、キムチなど)は腸内環境を整えるために非常に有効です。ヨガ後の消化を助けるとともに、腸内フローラを健やかに保ち、免疫力をサポートします。
・温かいスープやお粥:消化が良い温かいスープやお粥は、胃腸に優しく、ヨガ後の体を温める効果もあります。特に野菜や豆類を使ったスープは、栄養価も高く、消化を促進します。
2. 暴飲暴食を避ける
ヨガ後は体がリラックスしており、食べ過ぎてしまうこともありますが、消化への負担を避けるためにも、量をコントロールすることが大切です。
・腹七〜八分目を意識する:ヨガ後は空腹感が強い場合もありますが、無理に満腹になるまで食べることは避けましょう。腹七〜八分目で食事を終えることで、体が食べ物を消化する余裕を持つことができ、消化不良を防げます。
・ゆっくり食べる:食事を急いで食べると、消化に負担がかかり、満腹感を感じる前に食べ過ぎてしまうことがあります。ヨガ後の食事は、ゆっくりと噛んで食べることを意識し、消化を助けることが大切です。
(2)生活リズムを整えるコツ
生活リズムを整えるためには、日常的に体と心を整える習慣を取り入れることが重要です。以下のポイントを意識することで、心身ともに調和の取れた生活が送りやすくなります。1. 就寝前の軽いストレッチやヨガの呼吸法でリラックス
・リラックス効果を高めるストレッチ
就寝前に軽いストレッチを行うことで、日中に緊張した筋肉をほぐし、体をリラックスさせることができます。特に、肩や首、背中を伸ばすストレッチが効果的です。これにより、体温が少し下がり、睡眠に入りやすくなります。例えば、簡単な前屈やキャット・カウのポーズ、肩回しなどを行うと良いでしょう。
・ヨガの呼吸法で心身を整える
ヨガの呼吸法(プラーナヤーマ)は、副交感神経を刺激し、リラックス状態に導くため、就寝前に非常に有効です。特に「4-7-8呼吸法」(吸う4秒、止める7秒、吐く8秒)や「深い腹式呼吸」を行うことで、心が落ち着き、体がリラックスします。深い呼吸を続けることで、心拍数が安定し、寝室に入った瞬間からリラックスできる環境を作りやすくなります。
・心を落ち着ける瞑想
ストレッチや呼吸法の後に、1~5分間の軽い瞑想を行うこともおすすめです。静かな場所で目を閉じ、深い呼吸をしながら、心を静めます。これにより、精神的な緊張がほぐれ、就寝に向けた準備が整います。
2. 早寝早起きを心がける
・規則正しい睡眠スケジュール
早寝早起きの基本は、毎日同じ時間に寝ることと起きることです。週末だけ遅く寝るのではなく、平日と同じ時間に寝ることで、体内時計が整います。就寝時間と起床時間が一定であれば、体はそのリズムに順応し、自然と眠くなる時間が決まり、目覚めもスッキリとしたものになります。
・寝室の環境を整える
早寝を実現するためには、寝室の環境が重要です。暗く静かな空間を作り、寝室には寝るための道具や寝具だけを置き、寝室を「休息の場所」として認識させることが大切です。また、寝室の温度や湿度を適切に調整することで、より快適に眠りやすくなります。
・朝の光を取り入れる
朝に太陽の光を浴びることで、体内時計をリセットし、朝の目覚めが自然になります。朝起きたらカーテンを開けて日光を浴びたり、軽い散歩をすることで、目覚めがスムーズになり、体が朝のリズムに合わせて活発になります。
・夜のカフェインとスクリーンタイムを控える
眠る前の数時間は、カフェインやアルコールの摂取を避け、スクリーンから発せられるブルーライト(スマホやPCなど)も避けることが大切です。これらは交感神経を刺激し、眠りを妨げる原因となります。寝る前1~2時間は、リラックスできる時間を作ることを意識しましょう。
年末年始の暴飲暴食で乱れた体調をリセットするには、「呼吸×ポーズ×食事管理」の三つの要素が大切です。まず、深い呼吸やヨガのポーズを取り入れることで、体をリラックスさせ、消化機能や代謝を改善します。これを継続的に行うことで、身体の内側から元気を取り戻し、健康的な生活をサポートします。ヨガ初心者でも簡単に取り入れられるポーズを無理なくスタートすることで、無理なく体調を整え、心身のバランスを回復させることができます。少しずつ習慣にすることで、持続可能な健康づくりを実現しましょう。
-終わりに
どうでしたでしょうか。今すぐ始められそうな簡単なものから、すぐには出来そうにないものまで色々なものがあったと思います。特に習慣づける事が事が必要なものに関しては出来る部分だけからでも少しずつやってみるのが良いかもしれないですね。
頑張って年末年始で乱れがちな体を戻していきましょう。
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