【ヨガ教室】今話題の"筋膜リリース"でコリを改善

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-はじめに
みなさんは筋膜という言葉をご存知ですか?筋膜とは筋肉や内蔵を包む薄い膜のことで、私たちの皮膚の下で体全体を覆っていて、第二の骨格といわれるほど重要な役目を果たしており、主な役割として筋肉を保護する役割があります。この筋肉を包んでいる筋膜にしわが出来たり固まってしまうと凝り(肩こりなど)が発症したり、筋膜の滑りが悪くなり関節の可動域が狭くなったりします。そこで、この固まってしまった筋膜を解放(リリース)することで、肩こりなどが改善され、可動域も広がり、美しいポージングが可能になるのです。


■筋膜リリースとは


筋膜リリースとは筋膜を柔らかくし、滑りをよくすることで、自由に滑らかに動く状態に戻すことを意味し、「筋膜はがし」ともいわれます。ねじれたり、よじれたりしてしまった筋膜をやわらかくほぐすこと、とも言えます。
筋膜は全身に張り巡らされているため、リリースした場所以外の場所も改善されることが多くあります。肩(僧帽筋)が凝っている、と思っていても、実は首や肩甲骨、わきの下など、僧帽筋に隣接している部分の筋膜が固まっていて、そこをリリースすることで肩こりが改善されるということがよくあります。このように、凝っている個所ではない部分が痛みの原因となっている個所のことを「トリガーポイント」といいます。


■腰痛や肩こり、ダイエットにも効果的


先述の肩こりだけでなく、背中やお尻周りの筋膜をリリースすることで腰痛が改善されたり、腹筋周辺や体の側部(肋骨近辺)の筋膜をリリースすることで胃腸などの内蔵の働きが活発になりますし、筋肉が動きやすくなることでトレーニングの質が向上し基礎代謝が増えるのでダイエットの効果も期待できます。
固まってしまった筋膜を放置すると体全体が歪み、肩こりや腰痛が発症するだけでなく、代謝が下がり太りやすい体質になってしまいますので、筋膜リリースはパフォーマンスが上がるだけでなく、アンチエイジングにも効果がありそうです。


■ローラーで出来る筋膜リリース方法


筋膜リリースの必要性と効果を説明してきましたが、次は、そのやり方です。最近では筋膜リリースに関する様々な器具が販売されていますが、一般的なものではフォームローラーと呼ばれるものが、いろいろなメーカーから出されていて、安いものでは1000円程度で購入できます。
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このような形で、長さは30cm位、直径は15cm位のものが多いようです。部屋に置いても邪魔にならず、持ち運びもできるサイズなので人気があるようです。


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フォームローラーにリリースしたい場所(画像ではふくらはぎ)を預けてコロコロするだけで効果があるといわれ、簡単・お手軽に筋膜リリースに取り組める器具です。
ローラーの上に片足のふくらはぎを乗せ、もう一方の足をクロスさせ、両手で体を支え、ローラーを前後に動かします。はじめのうちは少し痛みを感じるかもしれませんが、しだいに慣れてくると思います。


肩甲骨の周辺はいくつもの筋肉、筋膜が密集していますので、猫背や肩こり、腰痛が気になる人は背中にローラーを当てて体重を預けます。両手を頭の後ろで組みお尻を軽く浮かせたままローラーを動かします。
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このように、テレビを見ながらでもできる簡単な筋膜リリース方法です。


■器具がない...という方でも出来ちゃう、簡単筋膜リリース方法


器具が無くてもリリースできる方法を知っていれば、いつでもどこでも、気になったらリリースできるので知っておきたいですね。ここでは、長年筋膜を研究され、「筋膜リリース体操」を考案された竹井仁さんが、以前にテレビで紹介していた器具を使わないリリース方法をいくつか紹介します。


肩こりや猫背が気になる人に。
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背中を丸めず肩甲骨を前に出すイメージで両手を伸ばし、この状態を20秒キープします。次に、ひじの高さを保ったまま両腕を開くように後ろに引き、同様に20秒キープします。最後に肩甲骨を起こすイメージで(お手上げの格好ですね)20秒キープします。


次は全身を使った体操です。
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右手を頭の後ろ、左手を背中の後ろに回し、ひじを90度に曲げた状態で腕を反時計回りに回します。この状態で20秒キープします。
次に、そこから右足を前に出してクロスさせ体を左に傾けます。同様に20秒キープします。
左右を反対にして同じように繰り返します。


こういった体操を何回か繰り返すことで、凝り固まった筋膜が解放され、効果が実感できるそうです。


-終わりに
ヨガだけでなく、あらゆる面で効果がありそうな筋膜リリースですが、そもそも日常生活での姿勢が重要だそうです。デスクワークの時など、同じ姿勢を続けていると筋膜が固まってしまいます。同様に鞄を同じ側ばかりで持つことや、座るときに脚を組むなど、普段の生活での姿勢を改善して快適な身体に変えていきましょう!